バターは悪者?必要ない?油脂との付き合い方を考える

こんにちは! 今日もお元気ですか?? 上手じゃなくてもいい!おしゃれじゃなくてもいい! 何かに「効く」素材を使った「健康パン」を作っています♪ からだにやさしい健康パン教室*めぐりぱん*です! お友達と「パン会」をしました! それぞれ、焼いたパンを持ち寄り、酵母のこと、発酵のこと、成形のこと… 自家製酵母でパンを焼く人が近くにいなかったので、 「酵母で焼いてるよ!」と聞いた時には テンション最高潮(笑) 今回も、 かーなーり、濃い時間 となりました(^_^)v (お迎えの時間まで、ほんとギリギリまで話し倒しました…お迎え行きたくないくらい(((^_^;)) で、その友達が作るパンたちが、まぁ美しい!! ブリオッシュ、ふわふわドーナツ、バゲット… クロワッサンも上手で 「バターの量、ハンパないね!!」 冷蔵庫にバターの塊がストックしてあるんだろうなぁ(^_^) …ウチには無いなぁ(((^_^;) 友達との決定的な違いは、ここ。 バター使用率! 私が作る「健康パン」では、 基本的にバターは使っていません。 使いたい方は使ってくださいね、くらいの気持ちでいますので、 バターを完全否定しているわけではありません。 だって、 たまに食べるデニッシュ系のパン、たまらなくおいしいです♡ 今回は、そんなバターのお話です。 Contents バターは本当に悪者なの?バターのメリットバターはパン作りに絶対必要?味と成分のトータルバランスが大事バターは本当に悪者なの? 油脂って、悪者扱いされますよね。。。 太るし、病気の元になるし、 そんなイメージですよね。 バターは1g=7.5kcal バターロールは、大体30g使用するので、 7.5kcal×30g=225kcal 風味はよくなるものの、全体のカロリーは高くなります。 では、悪いばかりなのか?というと、そうでもないんです。 バターのメリット 短鎖脂肪酸のはたらき バターに含まれる「酪酸」や「酢酸」などの【短鎖脂肪酸】が、良い仕事をしてくれます! 摂取すると、 体内の炎症を抑える働きがあります。 荒れた腸内環境の改善に効果があるということですね。 また、 酪酸のはたらき 「酪酸」が脂肪の分解を助ける という嬉しい効果があるそうです! ちょっと前に、「バターコーヒー」が流行りました。 これは、①バターに含まれる「酪酸」が腸を整えてくれること、 ②コーヒーに含まれるポリフェノールが腸内環境の改善に役立つこと この掛け合わせが良いとされています。 マーガリンで代用可能? そして、 よく、バターと比較されるマーガリンの話です。マーガリンは植物性油脂です。バターは動物性油脂。「植物性のほうが体にいいはずでしょ!」と思いがちですが、 マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれています。 このトランス脂肪酸は、【悪玉菌を増やし、善玉菌を減らす】 なんてこった!な油脂なんですね。トランス脂肪酸を摂り続けると… 動脈硬化、心臓病、糖尿病、高血圧などなど 聞きなじみのある病気がズラリ。 マーガリンよりは、バターのほうが健康効果があります。…というか、マーガリンはおススメできない書き方ですよね↑お安いので、バターの代わりに…と考えたくなっちゃいますが、 健康のためにも、腸のためにも、使うとするならば、バターかな、と思います。 バターはパン作りに絶対必要? 油脂を入れなくても、パンは焼ける んですよね。 良質な油を摂取したいなら、 摂取したいときに、摂取したい人が取り入れられるように、 パンには油脂を含まず、後から足す(塩パンのように、生地作りの段階ではなく、成形時に使う)とか、 出来上がりのパンに合わせて生地を作ったりするとか。 (もちろん、それができるパンと、できないパンがありますが) 例えば、シンプルな丸パンを油脂なしで焼き、バターをつけたい人はバターの塗って食べる。 総菜パンにする時は、パン生地に油脂を入れず、フィリングで油脂を少量使うとか。 絶対使わなきゃいけないものでもない。 でも、風味は損ねたくない。 口に入れて、口の中で味わったときに、 良いバランスになればOKだと思っています。 そう、 味と成分のトータルバランスが大事 おいしいのが一番!! 作り手が、バターなし、油脂なしで コソコソっと健康パン化させちゃっても、おいしかったら文句は出ませんよね!(笑) バランスを追求して、健康パンを試作しています。 美味しくて、健康に気を遣ったパンをたくさん産出するのが目標! 今日焼くパン、ちょっと健康パン化してみませんか?(*^-^*) 最後までお読みいただき、ありがとうございました♪ 今日も、おいしいパンが焼けますように(*^^*) 「健康オタク」な講師と作る!美腸・薬膳・筋力パン「健康パン」「手ごねエクササイズ」で … 続きを読む バターは悪者?必要ない?油脂との付き合い方を考える